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『スマイル』

 大人になると難しくなることの一つに、TVの連続ドラマをフォローすることがあると個人的に思っている。それでも今期は石井康晴がメインの演出を務めるTBSのドラマ『スマイル』を観続けている。 

 社会派、というにはちと甘い設定が散見される気もするが、近未来から現在を振り返り、そこに至るまでに何があったのかを謎とサスペンスで引っ張る構成は魅力的だし、そういった点を含めてオリジナルで面白いものを作ってやろうという制作者側の意欲が感じられるドラマだと思う。 

 主演は松本潤。小栗旬も出演している。ドラマも映画も大ヒットした『花より男子』でも共演した2人だが、それぞれ「花男」とはがらりと変わったキャラクターを演じている。松本潤はフィリピン人と日本人とのハーフで、いつも貧乏くじを引かされるタイプの純真な若者。いっぽう小栗旬は映画『クローズzero』の憎めない不良役とも趣の異なる、いわば「本物のワル」。このコントラストがなかなか楽しい。 

 せっかちな人間としては早く結末が知りたいところだが、四半期に1作くらいなら、1週間気を持たせられるのも悪くない。今夜は第7話。いよいよ佳境にさしかかりつつある感じだ。

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